
今まで寝落ちしていましたので、真夜中にブログを書いています。梅雨に入ってから、前にも増して睡魔と戦う毎日です。日中は車で訪問診療にまわる毎日なので、私も同行の看護師さんも診療が終わるまで、眠くなるので、あまり食べないようにしています。
この写真は今日(もう昨日だけど)訪問した老人施設のエントランスに飾ってあったお花です。こちらの施設は毎回季節のお花が素敵にいけてあり楽しみです。鮮やかな黄色は気持ちを明るくしてくれます。
さて、今日訪問診察した老人の方々ですが、いつもは起きて活動されているのに、ほとんどの方が爆睡されていました。お声をかけると起きてくださった方もいましたが、眠すぎて薄目を開けるだけの方、薄目すら開かない方もいらして。。。そして、付き添いのご家族は、とても心配されるのです。今日訪問予定でない施設からも問い合わせの電話がありました。「Aさんがおきないです。薄目を開けてもすぐ閉じます。朝のお薬が飲めてないです💦」「昼になっても起きないです💦、血圧などの計測値は正常です。」と。
きっと梅雨で低気圧が発生しているせいなので、しばらく様子観察してくださいとお伝えしました。
低気圧の時は空気の密度が薄く、軽いのです。私達の身体は空気の圧力に押されているのが普通ですので、低気圧になると身体のいろんな部位が膨らんでしまいます。血管やリンパ管や脳や内臓も膨らみます。そうすると血流は悪くなり「酸素欠乏」や「浮腫」が起こります。全身軽い酸欠状態となり脳の働きもにぶくなるので、倦怠感と睡魔に襲われることになります。
どうしたら良いのでしょう?低気圧がくるとこのように自律神経のバランスが崩れて、副交感神経が優位になり「おやすみモード」になってしまうため、「活発モード」になる交感神経を刺激する事をすると、少しマシになります。冷たい水で手を洗ったり、冷たい濡れタオルで顔を拭いたりと冷感刺激をする、メントールなど清涼感のある香りを嗅ぐ、写真のような明るく強い色彩をみる、元気な音を聞くなどなどです。
解決しないときは、「耳のマッサージ」です!耳の奥には内耳があり、気圧の変化を感じるセンサーがあります。耳をつまんで上下横に軽く5秒くらいずつ引っ張ったり、折り曲げたり、自己流でいいですので、マッサージ(よく揉む)をすると、血行が良くなり、内耳の感度が良くなり、不調が改善しやすいです。
その他、解決策の王道では、こまめな水分補給、首や肩のストレッチ、湯船に浸かる、光と音を遮断して20分仮眠をする、日頃から、ビタミンB群、マグネシウム、亜鉛、鉄分が不足しない食事を摂るなどなど。
不調の方は、ぜひどれか一つお試しください。